【コラム】50歳前後から気になるデリケートゾーンの臭い対策

更年期になるとデリケートゾーンの臭いが気になることがあります。日常生活での不快感や、周囲の人々に気付かれていないか不安になることも。今回は、更年期のデリケートゾーンの臭いに効果的なケア方法とアイテムをご紹介します。とくに気温が高いムレやすい季節は、ぜひ参考にしてみてください。
 

陰部の臭いの原因

閉経前後からエストロゲンの分泌が減少します。この女性ホルモンはデリケートゾーンのうるおいを保つ重要な役割を果たしており、エストロゲンが減少すると、乾燥や自浄作用が低下しやすくなります。これにより、かゆみやにおいなど、さまざまな不快な症状が現れることがあります。
 

デリケートゾーンの臭い対策

デリケートゾーンのにおい対策は、洗浄、保湿、通気性の3つを心がけることが大切です。

洗浄

臭い対策の基本は洗浄です。デリケートゾーンの肌はとてもセンシティブなので、やさしく、丁寧に、ぬるめのお湯で洗います。シャワーを使う場合は水圧を弱めにして、弱酸性ソープを使うことをおすすめします。これにより、本来肌が持つ水分やバリア機能を保ちながら清潔にすることができます。

やさしく洗浄しながら、臭い対策にも優れた
フェムゾーンケアソープ/洗浄フォーム

保湿

臭いが気になると、つい洗浄が入念になりがち。洗浄後はしっかりと保湿することを忘れないでください。保湿を行うことで、肌本来のバリア機能を維持し、健やかな状態を保つことができます。

ヒアルロン酸Na+アロエベラジェルの2大保湿成分の相乗効果でしっとり保湿
ユアサイドデリケートモイストジェル

通気性

湿度が高くなると、臭いの原因となる菌が繁殖しやすくなるため、ムレない通気性の良い環境づくりが大切です。下着は、通気性が良く肌触りの良いコットンやシルクなどの素材で、締め付けないデザインを選びをこころがけてください。

自宅では、風通しの良い肌触りの良い下着とゆったりとした服装でムレを防ぎたいものです。おすすめは、オーガニックコットン100%で、ふんどしから着想を得た通気性抜群の夜用ショーツ
Fundy-Fundy『フンディーフンディー』



デリケートゾーンのにおいを防ぐ対策として、ぜひ取り入れてみてください。

解説者:メノポーズカウンセラー 小林ひろみ