更年期からの潤滑ゼリー3選と選び方の基本

潤滑ゼリーは種類が多く、店頭やネットを見ても
「どれを選べばいいの?」と迷いやすいアイテムです。

まず知っておくと選びやすくなるのが、
“ベース(基剤)による使い心地の違い”。
ベースが変わると、さらっと、しっとり、長持ちなど、体感が大きく変わります。

この記事では専門店として、
ベース別の特徴と、おすすめ3つをシンプルに紹介します。

はじめての方でも“合いそうなタイプ”が見つけやすくなる内容です。

まず知っておきたい「ベース(基剤)」の違い

潤滑ゼリーは、主に3つのベース(基剤)で作られています。
この違いを知るだけで、使い心地の失敗をかなり防げます。


ベース別潤滑剤の違いと中身の図
 

水溶性(ウォーターベース)

  • さらっと軽い
  • ベタつきが少ない
  • 初心者向け
  • 洗い流しやすい
はじめてなら一番選びやすいタイプ。
 

混合(ハイブリッド)

  • 水溶性より長持ち
  • ほどよいとろみ
  • 少しリッチな使用感
“すぐ乾く気がする” という方が選びやすい。
 

シリコンベース

  • 少量で長くすべる
  • 摩擦を減らしやすい
  • 水で落ちにくい(石鹸が必要)
長持ち・なめらかさ重視のタイプ。

すぐ選べる!ベース別おすすめ潤滑ゼリー3選

水溶性潤滑ゼリー(やさしさにこだわった成分)

潤滑剤の成分が気になってなかなか使い始められない場合でも、植物由来の成分だけを使い、デリケートな部分に配慮された潤滑剤も選択肢のひとつです。

ナチュラメディルーブは植物由来成分のみを使用し、ほどよいとろみと伸びの良さを感じられるタイプ。潤滑剤を長年手がけるメーカーによる商品で、成分にこだわりたい方でも、使いやすい仕上がりです。

こんな方に:
・添加物や成分表示が気になる
やさしい使用感を選びたい方
・妊活中・閉経後など、変化する自分の体に合うものを選びたい
ナチュラルメディルーブ

ナチュラルメディルーブ

商品ページ →

混合ベース(乳液状)

少量のシリコンが配合で、滑らかな伸びと長時間の潤滑効果!
こんな方に:濡れづらい、乾きやすい、長時間の摩擦が気になる方
アイディシルク

アイディシルク

商品ページ →

シリコンタイプ

水溶性が合わなかった方へ。やさしくなめらかな使い心地を。
「途中で乾いてしまう」「摩擦が気になる」
そんなときに選ばれているのが、シリコンベースの潤滑ゼリーです。

オイルのようなすべりで、少量でも伸びがよく滑るのが特長。
スキンケアなどにも使われる素材で、水ではないため蒸発しにくいタイプです。

こんな方におすすめ
・水溶性では物足りなかった
・摩擦感が気になる
・うるおいを長く保ちたい
Natural Medilube シリコン ルブリカント with Aloe

Natural Medilube シリコン ルブリカント with Aloe

商品ページ →

潤滑ゼリーの使い方、カンタン3ステップ!

使う量

  1. 指に約1〜2gとる
  2. うるおいが必要な部分に使う
  3. 足りなければ、途中で追加もOK
シリコンベースは洗うときに石鹸を使うと◎

使うタイミングで快適さが変わる

潤滑ゼリーは 性行為の直前に使用するのが理想的 ですが、途中で追加することもできます。パートナーと一緒に楽しみながら使用することで、より性的な興奮が高まり、リラックスして快適な体験が得られます。

潤滑ゼリーの洗い流し方

  • 水溶性、混合タイプ → 拭き取るか、ぬるま湯でやさしく洗い流せます。
  • シリコンベース → 石鹸を使って、丁寧に洗い流してください。
デリケートゾーンは、こすらずにやさしくケアしましょう。
膣内を洗う必要はありません。ただし、不快感がある場合は、使い捨てビデなどの腟内洗浄を検討できます。
※ 頻繁な洗浄は膣の自浄作用を妨げるため、過度な使用は控えましょう。

まとめ

潤滑ゼリーは、見た目や成分だけでは使い心地がわかりにくいアイテムです。
まずは ベース(基剤)の違い を知っておくと、選びやすくなります。

この記事で紹介した特徴を参考に、
自分が“使い始めやすいタイプ”から試してみてください。